華やかにみえて実は体力・気力勝負の美容師業界ですが、毎年多くのひとが志しては離職していきます。
苦労して手に入れたスキルを活かせないばかりか、社会復帰が難しいほど落ち込んでしまうひともいるといいますが、なぜこんなにも美容師の離職率は高いのでしょうか。
美容師の苦労
まず、第一にサービス業ということから休みが頻繁には取れません。
友人と気晴らしに出かけることもできず、まとまった休みもロクに取れずといった点が疲れを蔓延させてしまい離職まで追い込んでしまう理由となっています。
第二に残業の多さです。美容師のスキルには終わりというものがなく、特に新人時代は先輩の練習相手をさせられたりなど閉店後も残ってやらなくてはならないことが山ほどです。
おまけに昼休みもお客が来て入れば裏でいそいで軽食を腹に詰め込むというもの。
肉体的・精神的にだんだんと追い込まれていくケースが多いようです。
特に日本においては年功序列であったり空気を読むということが重視されるためいくら成績を出していたとしても帰れないということがよくあります。
そんな理不尽さからも嫌気がさしてしまうというひとは多いようです。
意外と多い!?海外求人
美容師求人を探していると、海外の求人情報にいきつくことがあります。
なぜならば、日本人のきめ細やかな施術は世界中で評価されており、たとえばハワイなど物価が高い土地においては日本と遜色ない条件で働くことができます。
また、気候も穏やかであったり顧客も日本ほどせっかちな人がいないということからもゆったりとしたペースで働けるとし移住する人も増えています。
日本人なら誰しもが一度は住みたいと憧れるハワイですが、日常会話程度の英語さえできればOKといった求人も多く見つけることができます。
現地で働くことによって美容師としてのスキルも英会話のスキルも向上することが期待できます。
このグローバルな時代に生まれついて日本のみの視野で悩んでいるのはもはや古いのかもしれません。
美容師を離職しながらもスキルを活かしたいと考えている人は一度海外に目をむけてみるのもよいかもしれません。