人気職業の美容師を志す人は多くいますが、残念ながら離職率が高いというのも実情です。
カリスマ美容師といった言葉も存在し、美をプロデュースするという美辞麗句に惹かれ挫折する若者があとを絶たないのです。
今では3Bといった言葉も聞かれるようになり、バーテンダー、バンドマンと並び「結婚したくない職業」にもあげられるほどになってしまいました。
ではどういった面が実際働く人にとって厳しいと感じるのでしょうか。
勤務時間
美容師求人には絶対にのっていないのが残業時間の実情です。
閉店時間がいくら早くても片づけや練習、先輩方の手伝いなど新人であればあるほどやることは山積みです。
睡眠時間も惜しんで働かざるを得ない日々が続くことでしょう。
コンプライアンスにのっとり残業を削減している会社もあるので入社前には必ず実際の残業時間を確認するべきであるでしょう。
休みはとれる?
美容師はサービス業であり、通常の会社員が仕事のないときに訪れる場所です。
そのため人々がお休みのときに働いているというのが当たり前の職業であり、友人と合わせてお休みをとるといったことが非常に難しい職業となります。
入社してから自分の時間が取れないなどといって嘆く結果にならないよう、あらかじめ店の休日に関して確認しておくべきでしょう。
お休みが少なくとも稼ぎたい、というひとは別ですがリフレッシュの時間は必ず必要となります。
プライベートを充実させるためにも週休2日制のお店であるかどうかなどは最重要チェックポイントです。
美容師求人にはもちろんそのお店の良いポイントしか記載されていません。
重要なのはパっと見るの条件ではなく長く働いていけるかということです。
最初に聞きにくい質問も投げかけるなど自分のライフスタイルを守れる店を探すための防御策は取っておくべきであるといえるでしょう。